LDTスペックの種類
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Laser-Induced Damage Threshold (LIDT) is the maximum fluence or intensity that a laser optic can withstand before being damaged. It is specified as a fluence for pulsed lasers, typically in J/cm2, and an intensity for continuous wave (CW) lasers, typically in W/cm2. LIDT values are statistically derived after testing and should be recognized as the fluence below which the damage probability is less than the critical risk level, not the fluence below which damage will never occur. Much more detail on the nature of LIDT and its testing can be found in our Understanding and Specifying LIDT of Laser Components, Laser Damage Threshold Testing, and Uncertainty in LIDT Specifications application notes.
すべての光学部品がLDTの試験を受けているわけではなく、また、すべての試験が同じ方法で行われているわけでもありません。その結果、異なる種類のスペックが存在します。エドモンド・オプティクス (EO) は、光学部品の性能要件に基づき、以下の3つの方法でLDTを規定しています。
1) レーザー損傷閾値 (LDT), 認証値
- ISO 21254に準拠した試験を十分なサンプルサイズの被検光学部品に実施し、性能を保証しています。
2) レーザー損傷閾値 (LDT), 参考値
- 少なくとも1つの代表的サンプルをテストしていますが、仕様への準拠を保証するものではありません。
3) レーザー損傷閾値 (LDT), 設計上
- EOでこの光学部品の試験は実施していませんが、当社のエンジニアまたはサードパーティーサプライヤーが、そのスペックに確信を持っているものです。このスペックの場合、認証または参照LDTスペックをもつ他の部品と同様に取り扱うことができます。
当社には自社内にレーザー損傷試験ラボがあるため、独自の計測を行うことができ、意図した最終用途の条件を模倣したテストを行うことが可能です。当社は、社内設計から製造、試験までの開発プロセス全体を管理しているため、認証LDTスペックに自信を持っています。全体プロセスを管理することで、製造工程の変化がハイパワーレーザー用オプティクスのLDTに影響を与えないようにしています。
その他の資料
- レーザーコンポーネントにおけるレーザー誘起損傷閾値 (LIDT) の理解と規定
- レーザー損傷閾値試験
- 超短パルスレーザーのLDT
- LDTスペックの不確実性
- Laser Damage Threshold Scaling Calculator
- ガラス内のバルクレーザー損傷
- LDTにおけるビーム径の重要性
- Why Laser Damage Testing is Critical for UV Laser Applications
- レーザーオプティクスラボ 動画シリーズ
- 動画:エドモンド・オプティクスの計測:製造の主要な要素としての測定
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