光学ケージシステムにCマウントシリーズコンポーネントを使用する
正しいマウント部品の選択は、光学系の性能を最大化しようと試みる際にとても重要です。エドモンド・オプティクスは、レンズやフィルター、ミラー、プリズムを始めとする一連の光学部品に向けて、固定式や調節式、そしてキネマティック式のマウントを用意しています。当社のモジュラー型Cマウントシリーズコンポーネントは、TECHSPEC® 光学ケージシステムと簡単に組み合わせることができ、迷光の最小化に向けて、または光源やカメラ、光ディテクターとの実装といった機能性の拡張を可能にします。ケージシステムのセットアップ内にCマウントコンポーネントを使用するいくつかの例をFigures 1~4に紹介します。
迷光の問題を抱えていますか? Cマウント 延長バレルは、迷光を減らし、システム性能を改善する簡単なソリューションです。30mmの鏡筒外径を持つCマウント 延長バレルやCマウント レンズホルダーは、30mm内径を持つケージ用プレートの内径内にしっかりと固定できます (Figure 1)。
Figure 1: 30mm内径のケージ用プレートをCマウント レンズホルダーと組み合わせる
光学ケージシステムのセットアップに照明を導入したい場合、ライトガイドと適切なライトガイド用アダプターを加えることを検討しましょう (Figure 2)。Cマウント ライトガイドマウント (#53-047)は、プレートの開口径にCマウントの雌ねじが施されたケージ用Cマウントアダプタープレート (#87-419)内に直接ねじ込みすることができます。
Figure 2: ケージ用CマウントアダプタープレートをCマウント ライトガイドマウントやライトガイドと組み合わせる
ケージ用Cマウントアダプタープレート (#87-419)は、Cマウント ファイバーコネクターアダプターを用いることで、SMAやFC、STコネクターを採用するファイバーパッチコードを固定するのにも用いることができます (Figure 3)。
Figure 3: ケージ用CマウントアダプタープレートをCマウント SMAアダプターやパッチコードと組み合わせる
CANタイプのコンポーネントには、Cマウント ダイオードマウントをケージ用Cマウントアダプタープレート (#87-419)に直接ねじ込み (Figure 4)、レーザーダイオードやシリコンフォトダイオード、或いは他のフォトディテクターや光源を加えるために用いることができます。
Figure 4: ケージ用CマウントアダプタープレートをTO-5パッケージのシリコンPDやCマウント ダイオードマウントと組み合わせる
CマウントコンポーネントをTECHSPEC® 光学ケージシステムと組み合わせることは、無限のカスタマイゼーションを可能にします。ケージシステムの対応力やデザイン例について学び、光学系の性能の最大化を今すぐ試みましょう。
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