可視アプリケーション用の広範なポリマー偏光板
特注偏光板と位相差板のクイック見積り用オンラインツールはこちらで
直線と円偏光板、および位相差板のカスタムサイズと形状に対応
ガラス or プラスチック基板上へのラミネート加工で安定性を向上
1個の最低注文数量で短いリードタイム
エドモンド・オプティクスは、ドイツの最先端製造拠点であるITOS社で、広範な形状とサイズの特注偏光板と位相差板を製造しています。ポリマーをサイズに合わせてカットし、ガラスやプラスチック基板上や基板間にラミネートすることで、安定性を向上させます。汎用的な偏光フィルムタイプを豊富に在庫しており、少量の注文でも通常4~5営業日後の迅速な加工対応を行います。DIN ISO 9001:2015の認証を受けたこの製造施設は、大量生産でも信頼性と高い品質を保証します。
試作用の少量であっても、OEMシステム用の図面に沿った製作であっても、偏光板の製造対応力でお客様のプロジェクトの成功をお手伝いします。
*DIN ISO 2768-1m/c
補足:上記仕様は、実現可能な性能の上限であり、実際には若干異なる場合があります。直線や円偏光板、および位相差板の角度偏差の許容範囲は、偏光/位相差方向の±2°までです。偏光方向は、最初に記載した寸法に平行になります。例えば、50 × 60mmサイズの部品は、偏光方向が50mmの辺に平行になります。
すべての偏光板と位相差板は、両面に保護用フィルムが貼られた状態で納品されるため、使用する際には同フィルムを剥がす必要があります。
位相差フィルムの高速軸 (進相軸) 方向は、最初に記載した部品の寸法側に平行になるか、あるいは保護用フィルム上にその方向が図示されています。
技術的仕様は、変更になる場合があります。
梱包:小さなサイズの部品は透明なビニール袋にバルク梱包され、大きな偏光フィルムは段ボール箱内に平積みされます。ガラス製以外のすべての偏光板は、両面を使い捨てフィルムで保護しています。
ご要望に応じて、偏光フィルムや位相差フィルムを感圧接着剤 (PSA) 付き、ロール状、またはPMMAやガラス上へのラミネート加工付きで提供いたします。基板毎の対応可能なオプションは、以下の表をご参照ください。
材料 | フィルムのみ | 接着剤付きフィルム | PMMA (アクリル) ラミネート、片側 | ガラスラミネート | ロール状 | |
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片側 | 両側 | |||||
XP38 | ||||||
XP42 | ||||||
XP42HE | ||||||
XP40HT | ||||||
XP44 | ||||||
CP42HE | ||||||
WP140HE | ||||||
WP280 | ||||||
WP560 |
XP38を除くすべての材料は、フィルムのみの状態で、一連の標準サイズで当社の製品ページ上でもラインナップしています。
光学グレードの2枚のガラス間にラミネートされた直線偏光と円偏光フィルムを提供しています。ラミネートされた製品は、滑らかで平坦な仕上がりになるように研磨されているため、ハイエンド・イメージングシステムに適します。ガラス間にラミネートされた偏光板は、マシンビジョンやデジタルイメージングをはじめとするアプリケーションに最適です。ご要望に応じて、反射防止コーティングもオプションで対応いたします。
直交した偏光板アッセンブリがアプリケーション上ご必要ですか?例えば、偏光軸の向きを交差させた2枚の偏光フィルムを1枚の基板上に積層して、カメラレンズや照明用光源手前にそれを配置することができます。マシンビジョンアプリケーションでのグレア低減に最適です。具体的なご要件は、お問い合わせください。
偏光板をカメラレンズや他の光学機器に簡単に装着できるフィルターマウントもご要望に応じて対応いたします。マウントは、お客様のご要望に応じて、アルミ、真鍮、あるいはプラスチックから製造されます。
はい、エドモンド・オプティクスは、偏光板の輸送中に部品を保護する目的のため、両面にポリマーフィルムの保護用フィルムを貼って出荷します。フィルターの種類によって、異なる保護用フィルムが使用されることがあります。偏光板を使用する前に、必ず両面の保護用フィルムを剥がしてからご使用ください。
ポリマー偏光板の偏光特性は、光学的に中性であるキャリア材料の厚さに影響を受けません。
すべての偏光フィルムシートは、ハサミ、カッター、あるいはパンチングツールなどの工具で裁断可能です。ラミネート加工された偏光板にはお勧めしません。自己接着フィルムに穴開け加工を行う際には注意が必要です。当社は、偏光フィルムを特定寸法に裁断するサービスにも対応いたします。
いいえ、偏光フィルムは、一般的にレーザーとの使用には適さないため、LDT (レーザー損傷閾値) は規定していません。一部のお客様は、可視光スペクトルで動作する低出力レーザーで、当社のポリマー偏光板を使用いただいています。しかしながら、こうした部品をそのようなアプリケーションに使用可能かどうかを判断するのは、お客様の自己責任となります。当社は、製品の一貫した品質を保証しますが、そのような使用に関連した物質的損傷に対するクレームは一切お受けできません。
XP42偏光フィルムは、光の偏光機能を得るためにヨウ素色素を含有します。フィルムの温度が80℃を超えると、偏光部品が損傷します。約100℃までのアプリケーションには、耐熱性を向上させた改良型偏光部品を用いたXP40HTの偏光フィルムタイプを推奨いたします。
偏光方向は偏光軸とも呼ばれ、その方向は、偏光フィルムの最初に記載した寸法に平行です。例えば、500mm x 1000mmのフィルムは、偏光方向が500mm側の辺に平行になります。正方形の偏光板は、保護用フィルム上に偏光方向を示すシールが貼られています。どちらの場合も、公差は±2°です。
大抵のアプリケーションに向けて、XP42直線偏光フィルムを使用することができます。同フィルムは、当社の偏光フィルムの中で最も汎用性の高い製品です。最大約100℃までの要求の厳しいアプリケーションには、XP40HTの偏光フィルムタイプを推奨します。透過率を最適化した偏光フィルムが必要な場合にはXP44タイプを、対するXP42HEタイプは最大限のコントラストが得られます。
XP42偏光フィルムをガラス間にラミネートしたものを提供することができます。他の種類のフィルムも、ガラス上やガラス間にラミネートすることができます。具体的なご要件は、お問い合わせください。
偏光フィルムの種類にも依存しますが、最大で500mm x 1000mmと600mm x 900mmまでのサイズが供給可能です。XP38のフィルムタイプは、600mm幅で5m長のロール状でもラインナップしています。
レーザー切断されたポリマー偏光板
と位相差板の見積りツール
以下のポリマー偏光板材料からお選びください。いずれもカスタマイズ可能です。