回折格子は、光をその構成波長に分離するために用いられる光学素子です。回折格子は、分光解析に用いられ、分光光度計やモノクロメーターへのインテグレーションに用いられます。回折格子の表面には、けがき加工かエッチング処理によって形成された一連の密に詰まった溝が施されてます。回折格子は、透過か反射のいずれかで機能します。光が格子面を透過する、或いは反射する時、個々の溝が光を回折して各構成波長に光を分散します。回折格子を使用する際は、表面にソフトコーティングが施されているため、取扱いには特に注意を要します。
エドモンド・オプティクスは、紫外 (UV)、可視、赤外 (IR) 帯域用の透過型や反射型回折格子 (グレーティング) を広範にご用意しています。製造の際は、一枚のマスターグレーティングがそのレプリカ作製用に用いられます。製造工程により、グレーティングのタイプが決定されます。ブレーズド回折格子は、精密ダイヤモンドツールを用いて製作されたマスターグレーティングの格子面を転写した一連の溝で構成されます。ブレーズド回折格子は、高効率を求めるアプリケーションに用いられます。ホログラフィー回折格子は、2本のレーザー光線によって生じる干渉縞を利用して製造されます。ホログラフィー回折格子は、迷光の最小化を求めるアプリケーションに最適です。
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