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素早いオートフォーカスに向けてイメージングアッセンブリ内に液体レンズを実装 |
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異なる物体サイズや作動距離に対応 |
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高速マシンビジョンシステムでのスループット向上 |
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バーコードリーダーや迅速な自動化、パッケージ選別、セキュリティに最適 |
従来のイメージングレンズは、再ピント調整を素早く行わなければならなかった高速・高精度アプリケーションで、画像をシャープかつ正確に取り込むことが苦手でした。液体レンズは、作動距離が異なる位置にある物体や高低差のある物体にピントを素早く合わせることで、こうした限界を解消します。液体レンズは、光学グレードの液体を含有し、電流や電圧を加えることでその形状に変化を与える小型セルです。ミリ秒レベルで形状が変化し、形状変化によってレンズの光学的パワーが実質変化することになり、レンズとしての焦点距離、ないしは作動距離に変化を与えます。液体レンズをイメージングシステム内に実装することは、迅速なピント合わせや高スループットが求められるアプリケーション、及び被写界深度や作動距離を調節する必要のあるアプリケーションに最適なソリューションとなります。
液体レンズは、若干異なる幾つかの工程 - エレクトロウェッティング、電流駆動ポリマー、音響光学素子 - によって機能します。ピント合わせを電気的に行う液体レンズは、高分子膜内に光学的流体を充填したコンテナーから構成されます。電流駆動アクチュエーターがメンブレンの端部に圧力を加えて、レンズの曲率 (光学的パワー) に変化を与えます。ピント合わせを電気的に行う液体レンズは、数ミリ秒内でピントを動かし、低動作電圧で機能します。偏光状態を変えることなく、一般的に高レーザー耐力で、収差の発生を最小限に抑えます。
以下のビデオは、高低差のある物体を検査するのに液体レンズ技術をどのように用いることができるかを実演します。
液体レンズのアプリケーションや特徴、或いはテクノロジーに関して更に理解したい場合は、当社のアプリケーションノートをお読みください。
可変フォーカス液体レンズは2.5-3.9mmまでの開口サイズを揃え、Optotune フォーカス・チューナブルレンズは3-26mmまでの開口サイズのものがあります。
はい。特注対応としてどのタイプのレンズにも液体レンズを実装することができます。なお、当社にはCx シリーズ 固定焦点レンズがあります。このレンズは、液体レンズや固定絞り、或いは内部フィルター用ホルダーといった交換可能なアクセサリー製品があなた自身で実装できます。
Cマウント フォーカスチューナブルレンズをを固定焦点レンズの対物側フィルターマウント部に装着するため、間にアダプターを入れることで対応できます。更なる情報は、こちらをご覧ください。
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