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正弦波テストターゲット

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  • MTF (変調伝達関数)テスト用にデザイン
  • 撮像光学系の総合的な画質評価が可能

 正弦波テストパターンは、撮像光学系のMTF測定用に用いられます。パターン自体の正弦波の変調比に対する、被検レンズにより撮像した同パターンの変調比を算出することにより、所定の空間周波数に対する被検レンズのコントラスト再現性が求められます。正弦波テストパターン使用のメリットは、再現可能な解像力の最大周波数 (限界解像度)だけを読み取る従来の評価法とは異なり、空間周波数全帯域にわたる画質を総合的に評価できる点にあります。また測定者の主観評価に依存する従来の評価法とは異なり、コントラスト再現性を光電計測装置により測定するため、測定者による測定結果にばらつきが生じない点にあります。

 エドモンド・オプティクスの正弦波テストターゲットは、4段に配列したテストパターンにより構成されます。中央の2段が正弦波パターンで、最上段と下段がグレースケールです。グレースケールは、空間周波数 0本/mmの正弦波パターンとして捉えられ、正弦周波数のコントラストレベルを見るための比較参照用に用いられます。またグレースケールの四隅は全て同じ濃度値のため (但し透過型スライドガラスタイプのみ例外)、テストターゲットを照明する光源の照度均一性の確認にも利用できます。エドモンド・オプティクスでは透過タイプと反射タイプの正弦波テストターゲットをご用意しました。どちらのタイプにも様々なグレースケールと正弦周波数が施されています。

 
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