誘電体膜を採用した標準的ビームスプリッターとは異なり、広い波長帯にわたって所定のR/T比ビーム分割を可能にします。ポルカドットビームスプリッターは、その名前が示す通り、水玉模様状 (実際は正方形状)の所定の大きさを持ったアルミ膜を合成石英基板上に蒸着したものです。この素子に光が入射すると、ポルカドット状のアルミ膜により入射光を所定の比で反射し、膜を施していない部分により残りを透過します。この反射・透過の原理のため、R/T特性に入射角度依存性は殆どありません (但しポルカドット膜の大きさは、入射角45°で最適化)。そのため発散光を放射する光源のエネルギー分割用途に最適です。角度依存性と同様に、基板の特性による影響や入射光の偏光状態にも依存しません。基板の板厚がわずか1.5mmのため、エネルギーロスもありません。ハロゲンやキセノンランプ等の多色光源の光エネルギー分割用途やモノクロメーター、分光光度計への使用に最適です。
ポルカドットビームスプリッターは、回折による著しい発散もなければ、偏光した光に対する性能的問題もありません。このビームスプリッターは、タングステンランプやハロゲンランプ、重水素ランプやキセノンランプといった広帯域光源との使用に、またモノクロメーターや分光光度計、他の光学システム内での使用に最適です。
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