液晶可変波長板 (位相差板)は、精密研磨加工した光学的にフラットな2枚の石英ガラスの窓板を、数ミクロンの間隔を開けて配置し構成されます。そのキャビティ部分にネマチック液晶材料を充填し、密封してあります。このアッセンブリ品は、要求の厳しい多くのアプリケーションで要求される、優れた透過波面品質と低ビーム偏向を確実に実現します。補正器を搭載しない位相差板は、30nm~λ/2までの位相差を変化させられるのに対し、補正器を搭載する位相差板は、0nm~λ/2までを操作することができます。
液晶分子の長軸は、異常光 (遅延軸)側の屈折率になります。電圧が印加されていない時、液晶分子は窓板に平行に配向し、最大の位相差を得ることができます。電圧が液晶層に加えられると、同分子は印加された電場の方向に向かって配向します。電位差が増えると、有効な複屈折量が減少するため、位相差が減少する結果を引き起こします。ベーシック液晶コントローラーは、一台の位相差板を手動で制御できます。
もしくは 現地オフィス一覧をご覧ください
クイック見積りツール
商品コードを入力して開始しましょう
Copyright 2023, エドモンド・オプティクス・ジャパン株式会社
[東京オフィス] 〒113-0021 東京都文京区本駒込2-29-24 パシフィックスクエア千石 4F
[秋田工場] 〒012-0801 秋田県湯沢市岩崎字壇ノ上3番地