素早く正確な露光と信頼性を実現した、顕微鏡やマシンビジョン用途に最適な電動シャッターです。従来の同種シャッター製品は、複数枚の羽根を用いたことにより、互いの羽根がこすれ合うという問題がありました。この問題は、動作時間の経過と共に、羽根が壊れたり、シャッターの開閉に不具合が生じたりという結果になりやすかったのも事実です。対する一枚羽根 (アルミの剥き出し)デザインを採用した本シャッターは、この問題を解消し、際立った性能の改善を実現します。一枚羽根デザインは、高周囲温度下での動作性能にも優れ、シャッターの長寿命化を実現します。アクチュエーターにはステッパーモーターを採用。ソレノイド式を採用した電動シャッター製品で問題とされてきた、シャッター開閉時の印可電圧の高さによるコイルの焼き付き (@高周波サイクル開閉時)を防止します。シャッターの開閉は無制限の繰り返し、或いは特定の開閉サイクル数でループ設定できます。シャッターの開口は25mmと35mmの2種類をラインナップ。連続開閉動作時では25mmバージョンが35Hz、対する35mmバージョンが20Hzの動作周波数までに対応することができます。
25mmバージョンは、開口の表裏面側にCマウント (1-32UNF)が施されており、エドモンド・オプティクス標準のCマウントシリーズコンポーネントと接続的な互換性があります。またNo.8-32UNFのタップ穴も底面部に施されており、同規格のマウントポスト上に設置も可能です。一方の35mmバージョンには、開口の表裏面側にTマウント (M42 x 0.75)が施されているため、Tマウントシリーズコンポーネントと接続的な互換性があります (なおこちらにはポスト設置用のタップ穴は施されておりません)。
スマートシャッターコントローラー
電動スマートシャッター (上記)をドライブするために専用設計されたコントローラーです。露光時間 (シャッター開放時間)や、トリガー信号入力からシャッター開放開始までに要する時間 (ディレイ時間)の制御をプログラムできます。また3ポジションスイッチの装備により、接続したシャッターを手動でオープン/クローズしたり、或いはリモートコントロール (遠隔操作)することができます。リモートコントロールは、RS-232かUSBの通信用インターフェース、或いはTTL信号入力 (BNC端子)のいずれかにより可能です。コントローラーの背面パネルにはTTL出力端子を装備。コントローラーに入力するトリガー信号を他のデバイスに縦続接続することが可能です。付属のソフトウェアにより、”Fast”、”Soft”、”Neutral Density”の3つの動作モードが選択できます。
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