ホログラフィック回折格子フィルムは、白色光をスペクトルのすべての色に分解するのに用いられます。ホログラフィックグレーティングは、比較対象のルールド型よりも迷光の発生量が少なく、格段にシャープな回折次数が得られるため、分光実験用に理想的な選択肢です。より高い空間周波数のグレーティング (1000本/mm) を用いると、得られるスペクトルの分解能も高くなるため、吸収線や輝線がよりはっきりと見えるようになります。ホログラフィック回折格子フィルムは、2種類の溝間隔オプションがあります。12,700 本/インチ (500本/mm) と25,400本/インチ (1000本/mm) です。単位面積当たりの溝本数を増やすことで、回折次数の角度分散はより大きくなります。そのため、25,400本/インチのグレーティングは、より広い範囲にスペクトルを広げる必要があるアプリケーションに、対する12,700本/インチは、より多くの回折次数を見る必要がある場合に用いられます。どのタイプのホログラフィックグレーティングも、6" x 12" (152 x 305mm) のシート状と200フィート (60m長) のロール状でラインナップします。また、2" (50.8mm) 角の板紙でフィルムを挟み、1" (25.4mm) 角サイズの開口を持つカードボードタイプもラインナップします。ロール状のグレーティングは、152mm幅で、305mm長ごとにグレーティングが区切られています。
補足: 溝は直線状で、その方向は最短寸法側に平行です。
回折格子の取り扱い上の注意: グレーティングは、指紋やエアロゾルが付着しやすいことから、取り扱いに特別な注意を要します。グレーティングは、端の方だけでつまんでください。グレーティングの洗浄を行う際は、事前にお問い合わせください。
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