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エドモンド・オプティクスが新たな超短パルスレーザー用反射強化銀コーティングの提供を開始

2/6/2020, Tokyo, Japan   —

Edmund Optics® (EO),の日本法人、エドモンド・オプティクス・ジャパン株式会社は、超短パルスレーザーアプリケーションに理想的な超短パルスレーザー用反射強化銀コーティングの提供を開始した。このコーティングは、非常に汎用性が高く、完全特注の超短パルスレーザー用部品に蒸着することも可能。また、このコーティングを施した標準在庫品も幅広くラインナップする。

超短パルスレーザーシステムに最適

超短パルスレーザー用反射強化銀コーティングは、入射角0°において平均反射率 > 99% (@600-1000nm)、もしくは入射角45°において Rs>99% (@540-1000nm) または Rp>98.5% (730-870nm) の低~中パワーの超短パルスレーザーに最適。

また、このコーティングの群遅延分散 (GDD) は、入射角 0°において 0 ± 20 fs2 (@600-1050nm)。これは、超短パルスレーザーパルスの色収差や時間的分散に起因する伝播時間差の最小化に特にメリットがある。

このコーティングの典型レーザー誘起損傷閾値 (LIDT) は以下の通り:
0.3 J/cm2, 100 Hz, 48fs FWHM, 800nm, S-Pol, 1 pulse
0.16 J/cm2, 100 Hz, 48fs FWHM, 800nm, S-Pol, 1000 pulses

特注への高い対応力

EO の標準的な超短パルスレーザー用反射強化銀コーティングは、チタンサファイヤ (Ti:sapphire) 超短パルスレーザー向けにデザインされているが、イッテルビウムドープレーザーなど、他の超短パルスレーザー用に設計波長をカスタマイズすることも可能。この特注対応力に加え、多数の異なる基板材料に利用できるという柔軟性によって、厳しい要求にも応える多くのオプションを提案することができる。

標準在庫品は短納期で提供可能

EO は、超短パルスレーザー用反射強化銀コーティングを蒸着した平面ミラー凹面ミラー反射型ビームエキスパンダーを標準在庫品としてラインナップする。標準在庫品は、短納期での供給が可能となっている。

超短パルスレーザー用オプティクスの全製品ラインナップは、ウェブサイトから確認できる。

 
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