チャープミラーは、超短パルスレーザーのパルスが光学媒体を伝播する際に発生するパルス拡がりを補償するチャープレーザーミラーコーティングを蒸着した分散補償ミラーです。高分散ミラー (HDM) は、高分散の多層膜チャープコーティングを蒸着しており、パルス圧縮や共振器内の分散補償に用いられます。チャープミラーや高分散ミラーは、対になった2枚のミラー間の反射回数を高めるために低入射角で、あるいは一般的なビームステアリング用には大きな入射角でデザインされています。この超短パルスミラーは、プリズムやグレーティングコンプレッサー代わりに用いることができ、よりコンパクトでアライメント不要のシステムを構築できる利点があります。これによって、GDDと三次および高次分散を補償し、より短いパルスの出力が可能になります。
エドモンド・オプティクスは、チタンサファイア、エルビウムドープファイバー、ツリウム (Tm)、ホルミウム (Ho) など、フェムト秒レーザー光源に使用できるチャープミラーや高分散ミラーのラインナップを拡充しています。このミラーは、超短パルス圧縮用の低入射角を持つものか、ビーム伝播中の超短パルス圧縮の45°など、より大きな入射角のものをラインナップします。特注仕様のチャープミラーや高分散ミラーが必要なアプリケーションの場合は、当社にご連絡ください。
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