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非軸放物面メタルミラー -広波長帯域にわたり収差フリーを実現

Solid metal design for unsurpassed thermal conductivity

2/13/2017, Tokyo, Japan   —

米国Edmund Optics® (EO)の日本法人、エドモンド・オプティクス・ジャパン株式会社は、非軸放物面メタルミラーの製品ラインナップを追加したことを発表した。広帯域の可視及びIRアプリケーションに広く用いられる本ミラーは、光干渉法によってテストされ、最小 50Å (RMS) までの面粗さオプションを備える。非軸放物面メタルミラーは波長に依存していないため、広波長帯域にわたり球面収差や色収差フリーを実現する。このミラーは、シュリーレンやMTF、FLIRやFTIRを始めとする装置やレーザーシステム、またIRレーザーでの使用に最適である。

コンパクトなシステムデザインを可能にする焦点への無制限アクセス

非軸放物面メタルミラーは、メタル材料基板の採用と接着剤の不使用により、優れた熱伝導性を実現。非軸放物面メタルミラーの焦点は光軸と一致しないため、作業スペースを最大限活用し、様々な部品をシステムに組み込むことができる。焦点へのアクセスにも制限が無いため、より狭いスペースでのコンパクトなシステムデザインが可能となる。非軸放物面メタルミラーの標準規格品は、12.7mmから516mmまでの焦点距離のものをラインナップする。

保護膜付きアルミ、保護膜付き金、保護膜なし金のコーティングオプション

6061-T6のアルミ材を用いて製造される非軸放物面メタルミラーは、保護膜付きアルミ、保護膜付き金、保護膜なし金のコーティングオプションを用意し、400nmから12,000nmを超える波長をカバーする。誘電体の保護膜層は、空気や洗浄による損傷からコーティングを保護する。コーティング性能にほとんど影響を与えることなく、金属コーティングの耐久性を向上させ、金属膜自体の酸化を防ぐ。

15°, 30°, 45°, 60°, 90°の非軸角度オプションをラインナップ

非軸放物面メタルミラーは、15°, 30°, 45°, 60°, 90°の非軸角度オプションをラインナップ。社内設計、製造、コーティング能力を備えているため、楕円面を有するメタルミラー等の特注案件にも対応可能。ITAR 準拠のデザインにも対応。非軸放物面メタルミラーは、全品在庫販売体制により、お客様に短納期で供給する。

 
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